子どもの患者さんへのアプローチ

プレイ

たちメンタルクリニックでは、子ども(幼児期、児童期)の患者さんに対して、診察・相談・治療を積極的に行っております。当クリニックでは、言葉によるやり取りを重視しておりますので、概ね3歳以上が対象となります。
子どもの場合に重要なポイントは、素因の影響が大きい一方で、環境の影響も大きいことです。素因としては、発育発達(知的な発達、未熟児だったかなど)、ASDやADHDなどの影響、合併する疾患(身体的なものも含まれます)による影響などが代表的なものです。一方、環境の影響としては、家族の問題(早期母子関係がどのようなものだったか、親が子どものことをどの様に考えているか、両親間の葛藤など)、虐待(身体的虐待、性的虐待、ネグレクトなど)、トラウマ(喪失などの特別な経験をしたかどうか)による影響などが代表的なものです。これらをきちんとアセスメントすることが重要であると考えております。具体的には以下のようなアプローチを行っています。

 

診察の流れ

電話での予約の際、子どもである旨をお伝えください。

診 察

医師による診察、行動観察、親からの問診を行います。

より詳しいアセスメントが必要な場合

心理検査、心理士による詳細な行動観察、親へのさらに詳細な問診を通してアセスメントを行います(きちんとしたアセスメントをするために、数回受診していただくことがあります)。アセスメントの結果をふまえ、今後の方針を相談し、セラピーを行うかどうかを検討します。

具体的には、

  1. 特に介入を行わない、経過観察する
  2. 親に対してガイダンスを行う
  3. 子どもに対してセラピーを行う
  4. 療育機関などへの紹介  などといった方針が考えられます。

どのような方針になるかは、年齢や病態などによって異なります。出来れば子どもの自然な成長・発達を見守るのが一番ですが、そうもいかない場合があります。そういうとき、子どもに直接働きかけるのがセラピーであり、まわりの環境に働きかけるのがガイダンスです。子どもに対するセラピーを継続的に行う必要がある場合には、たちメンタルクリニックでは対応できないので、上本町心理臨床オフィスや、その他の相談機関に紹介することになります(その場合、自費となります)。上本町心理臨床オフィスでのセラピーの実際についてはスタッフにお尋ねください。
また、ADHDの場合、ストラテラやコンサータなどの薬物療法が有効な場合がありますが、当クリニックでは薬物療法を行う場合、状態を把握しつつ慎重に行っていきます。診断書などが必要なので発達検査のみを受けたい場合にも対応致します。その旨、予約時にお伝えください。